5 June 2009

古楽:慣習を打ち破る運動?

プレスリリース:
ディミトリーバディアロフ (Dmitry Badiarov) とアッラ・モデルナ (Alla Moderna)
連絡先:菅きよみ、 メール office_at_dmitrybadiarov.com。
www.dmitrybadiarov.com

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古楽:慣習を打ち破る運動?

2009年7月1日、東京にて、ディミトリー・バディアロフ(Dmitry Badiarov)と バロック音楽を演奏するアンサンブルのアッラ・モデルナ(Alla Moderna)は、オペラシティ内の近江楽堂にて、アルカンジェロ・コレッリのヴァイオリンソナタ作品5を演奏する。このプログラムには有名なソナタ「ラ・フォリア」も含まれる。ソナタには低音パートが書かれており、それは普通はチェロで演奏される。このチェロパートは殆どのチェリストによって、実際演奏不可能と見なされていた。アッラ・モデルナとディミトリー・バディアロフは、この有名な作品に新たな視点を与える。コンサートは2009年7月1日の15時からと19時からの2公演行なわれる。チケットはオペラシティ・チケット・センターで発売中(tel. 03-5353-9999)。

ロシア生まれのディミトリー・バディアロフはバロックヴァイオリンの専門家である。彼はクイケン兄弟によって甦えさせられた伝統を受け継いでいる。1995年から彼はシギスヴァルド・クイケン率いるパイオニア的なバロックオーケストラの1つであるラ・プティット・バンドや、リチェルカーレコンソート(フィリップ・ピエルロー指揮)、バッハ・コレギウムジャパン(鈴木雅明指揮)などのアンサンブルと共演している。2005年には失われていた種類である小さいサイズのチェロを復元し、それはヴァイオリン奏者でもヴィオラ奏者でも演奏可能なものとなった。このチェロ・ピッコロやチェロ・ダ・スパッラとして知られている楽器は、ディミトリー自身によって演奏され、ヨーロッパや日本の数多くのCDに録音された。最近ではバッハの無伴奏チェロ組曲を録音した( Ramée).

歴史的文献はこの種類のチェロがバロック時代には主要であったことを示している、またA. カルダーラやG.M. ボノンチーニやJ.S. バッハやA. コレッリなどの数多くの作曲家がこの楽器を使った作品を書いている。このことは今までのチェロの概念を変えるものである。この非常に大きなサイズのヴィオラともいえる楽器は、空間の響きを最も有効に使うことが出来る。その美しい音は時折ファゴットやヴィオラ・ダ・ガンバの音色を思い出させる。この楽器は最も強く弾いても、ヴァイオリンの音をかき消す心配が全くないのである。純粋なヴァイオリンの演奏技法でもって、テクニック的に要求される低音のパートを自然に、バロック音楽の特徴的なスタイル、言葉を話すようなスタイルでもって演奏することが可能となったのである。

アンサンブル「アッラ・モデルナ」は2006年にディミトリー・バディアロフによって創立された。このアンサンブルは初期のチェロのレパートリー、コンチェルトや声楽曲、上記に紹介したような室内楽曲などを中心に演奏している。メンバーは佐藤亜紀子(リュート、テオルボ)、三原朋絵(バロックヴァイオリン)。このアンサンブルもフランドル・ベルギーの古楽、つまり、既に当然と見なされている見解に疑問を投げかけ、新しい視点を投げかけるという慣習を打ち破る運動の伝統から生まれたものである。コンサートツアーは7月1日の近江楽堂から始まり、7月5日、千葉県(市川市)、8月2日、長野県(松川村)と行なわれる。ディミトリー・バディアロフのウェブサイト: http://dmitrybadiarov.com

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連絡先:菅きよみ、 メール office_at_dmitrybadiarov.com。        
ディミトリーバディアロフはインタヴューも受け付けます。

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